マツダ車専門店 MAZPARTS Official Blog

さすがは世界のアクセラ。多様なデイライトが続々登場。車を色々いじりたい人はグローバルベースの販売第数で車種を選ぶべし。

先日アナウンスしましたツイッターの当店偽アカウントは、何かをやらかす前に無事凍結されました。よかった!こういうのは完全にイタチごっこですので、忘れた頃に同じようなことが起こることは十分あり得ます。また、当店アカウント以外でも同じようなことが起こりえますので、皆様ご注意下さい!

さて、今日はデイライトのお話。

BM/BYアクセラ用ウインカー交換型デイライト、こんなのも登場。

こんなのが届きました。BM/BYアクセラ用のウインカー部分を交換するデイライトです。デイライト(だけではないですが)は一通りウォッチしておきたいと思いますので、取り寄せてみました。

BMアクセラウインカー交換型デイライトデイライト本体はこんな感じ。本体ウインカーのみ点灯 両方点灯 デイライト点灯 レンズ面アップ配線の品質はやや低めではあるものの、実用上は大丈夫そう。レンズ面や素材の質感は悪くないですね。フィッティングはまだ未確認ですが、さてどうでしょうか。電源ユニットはちょっとイマイチ。写真には写ってませんが裏面の防水性にはちょいと難ありな感じがするので、もし当店の商品にするならここは何らか対処が必要そうです。

この商品は純正の見た目を完全に維持できますので、ある意味究極の「後付感のないデイライト」とも言えますね。純正っぽさに拘る人には相当いいアイテムではないかと思います。

これに交換することによって、ウインカーがLED化されます。ウインカーがLEDになるということはハイフラするはずなので(現時点では未確認)その対応をどうするかという問題は出て来ますね。ハイフラ対策での当店の推奨方法はPIAAのウインカーレギュレーターを利用すること。ただ、PIAAのレギュレータは制御値が厳格なので安物LEDを使うとすぐにハイフラするようになります。PIAAのレギュレーターで安定的に利用できるかは、この商品の品質を判断する一つの基準にはなりますね。後日当店のアクセラでテストしてみます。

光量は全く問題なく、デイライトとしては十二分。いつもどおり、明るすぎるぐらいです。

あとは、商品化するには加工は必要なものの、全体的には当店の商品としては合格点でしょう(しつこいですが防水加工等を行う前提の評価です)。今後の取り扱いは、ご要望が多ければ。

サードパーティの投入商品数は、グローバルの販売第数にきっちり比例する

こうやってアクセラ用新商品(デイライト)が続々と投入されるあたり、さすが世界で最も売れているマツダ車という感じですね。当店が把握している限りもう2種類、アクセラ用のデイライトがありますので、以前本ブログで紹介した1種類を含めると、あと3種類もあることになります。今後もぽつぽつと投入されるでしょう。

(ご参考)
BM/BYアクセラ用デイライト考、その1。当店の品質基準に沿うものはあるか? | マツダ車専門・輸入&オリジナルパーツ販売 MAZPARTS Official Blog
BM/BYアクセラ用デイライト考、その2。当店の品質基準に沿うものはあるか? | マツダ車専門・輸入&オリジナルパーツ販売 MAZPARTS Official Blog

日本市場だけ見ているとデミオやCX-5の方が売れてそうに見えますが、グローバルの台数ではアクセラが最も売れています。こちらはマツダのIR資料(2014年版)より。世界で一番売れているアクセラデミオについてはモデル末期ということも考慮して、2013年のものもご紹介(同じくアニュアルレポートより)。それでも、台数の傾向は変わりません。やはりアクセラが売れているのです。マツダ販売第数 20132年分だけですが、ざっくりと足し算してみますと・・・

1.アクセラ → 35万+36万=71万台
2.CX-5 →  32万+20万=52万台
3.アテンザ → 26万+20万=46万台
4.デミオ → 13万+18万=31万台

こんな感じ。CX-5はアクセラに次ぐ台数になっており、本当にマツダにとっては大ヒットだったことが分かります。

デイライトのようなサードパーティの商品の投入数というのは、きっちりと販売第数に比例しています。ユーザーとしては、例えば「もっとデミオの商品投入してよ!」と当然思うわけですが、グローバルで見ると優先順位は4番目投入商品バリエーションはその順位以上に少なく、感覚的にはアクセラの半分以下です。デイライトのような初期投資が必要なものは、1/10ぐらいの商品数ですね。超・感覚的な表現ですが、数量イメージとしては、

アクセラ > CX-5 >>>> アテンザ >>>>> デミオ

という感じで、CX-5とアテンザの間に大きな壁があって、アテンザとデミオの間の壁はさらに高い感じです。残念な事実かもしれませんが、商売とはそういうものですね・・・

CX-3用商品はサードパーティから多数登場するのか?

では、グローバルの販売第数15万台を目標としているCX-3はどうなるのか?

見込み数値になりますが合計30万台/2年ということで、デミオと同程度のポジションと言えます。既に目標販売第数ベースでタッチダウン直前の日本国内の場合、商品投入はあまり期待できないと思いますので、当面(2~3年)は海外のサードパーティ製品に期待した方がいいでしょうね。国内からの商品数は、感覚的には「かなり少ない」、グローバルでの投入数で見て「ちょっと物足りない」という感じになると予想できます。

CX-3とデミオでは購買層が違うので、一概にパーツの投入数を比較することはできませんが、アテンザはまだしもCX-5に迫るほどの投入数にはならないでしょう。やはり絶対台数が違いすぎます。

サードパーティの商品だけで車を決める人はいないと思いますが、色々いじりたい人はアクセラやCX-5を選んだ方が楽しめますよ、ということですね。



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