もう色々なところで話題になっているSKYACTIV-Xの発売延期、当店も例の手紙を受け取っていました。マツダのWebにも、ほんの少しだけコメントが出てます。PDFファイル→https://www.mazda.co.jp/globalassets/assets/home/pdf/info_20190807.pdf
国内でも、SKYACTIV-Xを手放しに絶賛している記事は少ない(というか、無い?)と思いますが、海外メディアはもっと露骨に駄目なものは駄目と書いています。具体的なレビュー記事は、Googleの検索窓に「Skyactiv X review」とでも入れてヒットする記事を読んでみてください。検索結果の前半はオーストラリアの記事が多いので、ページを繰って違う国の記者のレビュー記事も読むと良いと思います。
総じて、
・エンジンフィールはガソリンともディーゼルとも異なるもの。(この評価は「良い」「面白い・興味深い」など表現は様々)
・ただ、トルク、パワーは既存エンジンと比較して特筆すべき点は無い。
・期待の燃費は、実走行では従来のエンジンより明らかに良いとまでは言えない。高い車両価格を考えると、その評価はさらに厳しいものになる。
・初物なので、改善の余地はまだかなりある。今後に期待したい。
という感じです。これが既存エンジンと同じ価格帯で実現できていれば全然評価は違ったでしょうが明らかに高いですし、その点も価格感度が高い海外では相当なマイナスポイントになってます。このあたりのレビュー等の情報を集めて想像するに、「評判が良かった欧州仕様のハイオク仕様を日本でも・・・」ではなく、これよりも劣るレギュラーガソリン仕様では出せないと判断したということでしょう。
2年前にテスト車両での試乗会を開催して高い目標数値を掲げちゃったもんだから、期待値を上げすぎて失敗した感も相当ありますね。まぁ、それでも当店はSKYACTIV-Xを選ぶのですが。
当店も含めたヒトバシラーな方々が酷い目に遭いつつ(笑)、目先の不具合を一通り出して2、3年で一気に良いモノに仕上げて値段も下げてこないと、次期ロータリーエンジン車なんて夢の又夢になってしまうので、なんとか踏ん張って欲しいところではあります。
当店について、もっと詳しく知りたい!という方は以下をご覧ください!
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