先月から日経ビジネスで、マツダ金井会長の「マツダ変革への挑戦」(という名の回顧録)が連載されています。マツダの浮沈の背景、裏話が語られていて、マツダファンなら(ファンでなくても)かなり面白く読めますよ。
「皆様から頂く「マツダだというのは分かるけれど、車名が分からない」というご感想は、だから「我が意を得たり」なんですよ。」
「“個性重視”のマツダで育った我々は、徹底的なコスト意識やそのシビアな計算方法をフォードから学んだわけですが、では彼らはソロバンだけ考えていた人間ばかりかといえば、そんなことはありませんでした。」
「この際、2015年にマツダは、どんなブランドになっていたいか、考えてみよう」と投げかけました。まずは理想を、ロマンを語ろう、と。社名は伏せますが「ドイツの一流メーカーから『極東に、小さいけれど油断ならない自動車会社がある』と思われるようになりたい」「世界最大の販売台数を誇る会社から『走りの楽しさでは、あそこにはかなわない』と思われるような会社になりたい」、そんな話をしていました。」
・・・とか、読んでみたくなるでしょ?
ところで、一番ヘー、と思ったのが、1981年当時のマツダの新車販売台数。台数ベースで3位だったんですね。このあと販売チャネルを急拡大して撃沈するまでにはもう少し時間があります(1989年に展開)。このポジションがその後も同じだったのかは分かりませんが、業界3位ぐらいのポジションなら、そういう野心を持つのも分からないではないなという発見でした。連載はすでに後半戦。興味がある方はバックナンバーのおいてある書店、図書館へどうぞ~
(参考)検索「マツダ変革への挑戦」 日経ビジネスDigital
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