現在各方面で話題になっているアマゾン(マケプレ、マーケットプレイス)の詐欺の話、ご存じでしょうか? 当店もひっそりamazonで商品を販売しているのですが、昨日異様に安い価格で販売されているのを当店のお客様に教えて頂きました。当店のNDロードスター用ウインドブロッカーが13,650円の送料込み?安い!!と思って注文しちゃ駄目ですよ、絶対に。この商品は当店オリジナルで、今のところ他社に卸してはいないので、この値段はありえません。完全に詐欺です(ちなみに、この偽商品、掲載時間は数時間でした。こういう出品されては消え、のような動きをするのも、この詐欺商品群の特徴の一つです)。
実は以前からこの手の話はあったのですが、今月(2017年4月)に入ってから急増しているようです。以前は市価の1/3等の明らかにおかしい価格で出品されていたのですぐに怪しいとわかったのですが、今は「結構安い」ぐらいが増えたのでぱっと見では気づかない人も多いと思います。
また、出品者の住所も海外だったものが国内になり、評価がゼロだったものが数件とはいえ評価がある等、こういった点も巧妙になってきていて、見抜く難易度はさらに上がっています。
「amazonの決済システムの乗っかって支払っている限り保証で返金されるからいいんじゃないの?」
ごもっとも。amazonは「マーケットプレイス保証」を用意しているので、懐は痛まない可能性は高いです(すべてのケースが保証されるわけではないので注意)。この詐欺にあって怖いのはお金が失われることよりも、
「
個人情報が抜かれて、詐欺ショップの販売店情報等に利用される可能性がある
」
ということです。実際、この詐欺に引っかかった人の個人情報が詐欺ショップの販売者の情報として掲載されてしまい、クレームの電話が鳴りっぱなしになるという恐ろしいことになっている人も出てきています(電話をしている人は、詐欺ショップの電話番号と思って電話している)。単純に、名簿業者に売られる可能性もあるでしょう。
では、どうやって防ぐことができるかというと、これだけ巧妙になってくると結構難しいのですが、「とにかく安いものを」という意志決定を止めて、さらに、「販売者の信頼性」を考慮するようにするだけでも、結構意味はあると思います。後者(販売者の信頼性)については、具体的に言えば、
- 販売者名や販売店名を検索してamazonでしか存在が確認できないないのもは避ける
- 評価はあるが最終評価日が古いものは避ける
- 評価はあるが記載の日本語がおかしいものが多いところは避ける
あたりは今すぐにでもできる対策でしょう。実在する販売店の名前だけを使って偽アカウントを作ることは今のアマゾンのゆるゆる審査だと出来てしまうので、油断はできません。消費者として賢くなり、慎重に買い物をするしかないと思います(それでもやられる時はやられるでしょうね・・・)。アマゾンの倉庫から発送を行っている業者を選ぶ、というのもアリでしょう。少なくともモノは届きますから。
ということで、当店はまだアマゾンの方の評価はありませんが創業は2008年、独自Webの方ももう7年ぐらいやってますのでamazonの方も安心してご利用ください!と最後は宣伝でおわっときます(笑)
当店について、もっと詳しく知りたい!という方は以下をご覧ください!
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