新型CX-5＠渋谷ヒカリエを見てきたよ

本日、やっと新型CX-5が正式発表されました。予約も非公式には受け付けていましたが、一応、公には本日から開始ということになっています。価格だけ発表せずにスペック等の概要をしれっと先週発表する等の小出し戦術が「過ぎる」感は最近の傾向ですが、とりあえずは発表おめでとう、ですね。

【MAZDA】新型「マツダ CX-5」を発表｜ニュースリリース

まずは、「新ソウルレッド」の新型CX-5。バージョンアップ感を期待していましたが、当店に2台あるソウルレッドを思い出してみても、ぱっと見た感じではその違いは分かりません。マシーングレーのように、屋外で見るとまた違った印象を受けるのかもしれません。既存ソウルレッドより約2万円高いので、それに見合った「いい意味での違い」を屋外では感じることができると期待したいですね（笑）キープコンセプトでベースが一緒とはいえ、実車を見てみると、受ける印象は全然違います。どちらかと言うとCX-3の雰囲気に近いですし、従来の、押し出しの強い「いかにもSUV」な雰囲気が好きな人にはウケない要素も増えたと思います。私は圧倒的に新型の方が好みですね。
内装も細かいところの質感向上の積み重ねが、全体として大きくジャンプアップした印象を与えてくれます。価格帯を考えると、相当頑張っていると言えるでしょう。よく見る「ドイツ御三家と肩を並べる」云々の話は、そもそも価格帯が違うので違和感ありますね。価格比で連中を超えた！とか、そういう評論も期待したいところ。

会場にはマシーングレーの新型CX-5も展示されていまして、 あ、この質感は写真でみたことがある！と、はじめて実車を見て思った（笑）こういう展示場のライティング環境だと間違いなく「映える」マシーングレーは、見事に「映えて」ましたね。屋外でも、天候がどんな状況であっても、常にこういうヌメっとした独特の質感が表現されるなら最高のグレーなのに・・・

あと、LAオートショーの画像や動画を見ても分からず個人的に気になっていた部分がコレ。LED化の最後の砦のウインカーがどうなったか。

CX-9はLED化されていましたので、同様にLED化されるか？と期待していましたが、残念ながら違いますね。外から見てもバルブが見えずどこが光るのかよく分からなかったのですが、この動画のとおり、ヘッドライトのボディ中央寄り付け根の部分が光ります。現状では当店のスイッチバック型デイライトが使えるのかも不明ですが、ヘッドライト埋め込み型LEDタイプでないことは明らかなので、取り付けは恐らく可能でしょう。ただ、バルブ本体が見えない状態だと、デイライトも効果半減とまでは言いませんが、光量も落ちるのでちょっと惜しい感じはしますね。

最後に、今回のお土産はこちら。おお、正式なカタログじゃないですか。実物は既に見ていましたが持って帰ることができない状態だったので、これは嬉しい。今週あたりからディーラーにも配備されるんでしょうか（そうじゃないっぽいことを担当は言っていましたが）。

もっと綺麗、詳細な写真はちゃんとしたメディアがやまほど用意してくれていますので、そちらでどうぞ。

マツダ新型「CX-5」発表、デザインも技術も”一段高いレベル”に – 写真53枚 | マイナビニュース

新型CX-5にはパワーリフトゲートがオプション設定されます

意外と知られていなかったようですが、新型CX-5にはパワーリフトゲート（電動リフトゲート）がオプション設定されます。

みんな大好きパワーリフトゲート。新型CX-5 pic.twitter.com/6GS5MF7z0n

— マツダ車専門店 MAZPARTS (@mazparts) December 15, 2016

皆さん開けまくり、閉めまくり（笑） BMアクセラでもハッチが重くて半ドアになることがあります。雨の日に荷物を持っている時とか、男女関係なく重宝する装備でしょう。新型CX-5の部品で現行CX-5にも流用できるものが結構あるようですが、これはどうなんでしょうね。それなりの値段にはなると思いますが（工賃も標準作業価格ではないでしょうし）、付けたいと思う人もいるでしょう。