すでに実施済みの人も多いと思われるマツコネの地図の更新。確か今回が3回目だったので最終の無料更新になるのかと思っていたら、ツールには「地図更新期限 2017年度」とありました。
これが無料更新の期限をさしているとは何処にも書かれていないのですが、その可能性は高そうです。とすれば、来年もう1回無料で更新できるわけですね。例の黒歴史な初代マツコネナビの最初の更新は未カウントで、もはや無かったことになっているようです(笑)
さて、今日は輸入品の納期のお話。
輸入品は想定納期どおり届くのか?
「輸入品は想定納期どおり届くのか?」というご質問への回答は、「届くことの方が多いが、届かない時も時々ある」となります。
当店の商品ページの記載の納期から逆算して、ディーラー等に取り付けの予約を先にしてしまう方がいらっしゃるのですが「納期通り届かない時もある」ので、避けて頂いた方が無難です。
納期は余裕を持った日数を記載してはいます。なので、どちらかと言えば記載予定日より早く届くことの方が多いのですが、当店にはコントロールしようがない部分が多々あり、確約できるものではないのが実情です。例えば、「納期4週間」という商品でも1週間程度で届くケースもあれば、お届けまで最終的に5, 6週間かかるケース、酷いのだと8週間!なんてこともありました。
どのあたりに遅れの要因があるか見てみますと、例えば、個人輸入レベルでの標準的な配送関連プロセスはざっくりと以下のように整理できますので、それぞれの遅延要因を記載してみます。(大口の場合は違う部分も増えてきて、普通の人にはイメージが沸かない部分も増えてきますので省略します)
■■■■■海外■■■■■
0. そもそも在庫がない
→ 配送以前の問題ですが、ありがちな配送遅れの原因でもあります。特に純正品は”made in Japan”が多く、日本で製造→海外へ輸送→店舗到着、というステップをふむので時間がかなり余分にかかります
1.店舗等購入先が 配送業者に持ち込む
→ 適当な業者だとここで時間がかかる
2.配送業者が現地国内を輸送する
→ 輸送状況が良くない国だとここも時間がかかる
3.通関業務
→ もたもたしている国はここも遅い
4.飛行機等に積載されて日本へ
→ ここから一気に日本へ・・・とは行かず、欧州からの発送だと3カ国程度を経由する場合も!
で、やっと国内到着。ここからはスムーズだろうと思ったらそうでもないのです。
■■■■国内到着■■■■
5.通関業務
→ 必要書類が揃っていなかったり、記載に不足がある場合は輸送業者から電話等で確認があり、このやりとりに数日かかることも。困ったことに、時々、発送元が連絡先電話番号を書いていない場合があり、その時は業者も連絡しようがないので手紙(メールじゃない、紙の「手紙」)で送られてきます。この場合は当然さらに時間がかる
6.国内配送
→ 5の通関さえ乗り切れば、ここが問題になることはあまりない
■■■■当店到着■■■■
7.検品
→ 問題はここ。商品に不備がある、付属品がそろっていない等のトラブルはそれなりの確率であります。当店の長年の経験から、まともな取引をしてくれるところ、トラブルが発生しにくい商品を選んでいますが、それでもここでの不備をゼロにするのは不可能です。
8.お客様宅へ当店から発送
→ 問題がなければ、お客様宅に当店から発送!
・・・という感じで、納期が読めない部分が多数あるわけです。
もちろん輸送手段を工夫することでスピードや正確性を向上させることは可能ですが、一般にそういう輸送手段は「かなり高い」です。そっくりそのまま販売価格に跳ね返ってきますので、商品の販売価格との相談です。国にもよりますが、安価な配送手段を選ぶと、「3.通関業務」だけで10日~2週間もかかかることがあります。
また、欧州圏だと「4.飛行機等に積載されて日本へ」で、複数国を経由してしまい、余分に時間がかかることも多々有ります。以前、イギリスからの商品が、イギリス→ドイツ国内空港2箇所→中国→日本というルートを辿って届いたことがあります。これだけの国・空港を経由すれば当然その分日数はかかりますよね。
という感じで、色々とスムーズな輸送を妨げる壁がありますので、当店としては「おおらかな気持ち」で、気長にお待ち頂けると大変助かります(笑)
当店について、もっと詳しく知りたい!という方は以下をご覧ください!
|
|
|
|
|
コメントをどうぞ