リアフォグの車検キット対応品にCX-5用も追加しました。
CX-5用純正リアフォグランプセット【車検対応キットセット】 | MAZPARTS マツダ車専門・輸入&オリジナルパーツ販売こちらもまだ発売準備中ですが、近々発売開始しますのでお楽しみに。CX-5用は「車検対応キットとリアフォグ本体のセット品のみ」のご提供となります。
CX-5用純正リアフォグランプセット【車検対応キットセット】 | MAZPARTS マツダ車専門・輸入&オリジナルパーツ販売
リアフォグはそもそも必要なのか?
続々と車検対応リアフォグキットの投入を進めていますが、リアフォグは賛否が分かれるのも事実。当店の立場としては、
条件付き賛成
です。「条件付き」の「条件」は、
利用におけるマナーを守る(=荒天時以外は利用しない)こと
です。付け加えると、「荒天時」と言っても、普通ではなく本当に酷い悪天候、例えば高速道路で数メートル先が見えない(ワイパーのスピードがマックスでも間に合わないぐらい)ほどの豪雨に見舞われたときとか、山岳地帯での濃霧とか、雪国での吹雪とか、そういう特殊な「悪天候」を想定しています。よって普通は殆ど出番がないはずで(雪国除く)、無理に使う必要はないと考えます。
かくいう私も以前はリアフォグに大してネガティブイメージしかなかったのですが、上に書いたような、ワイパーを最高速で動かしても前が全く見えないゲリラ豪雨に高速道路で遭遇した時に、リアフォグを点灯させていた車が左車線&数台前のほうを走っていて、その車だけがハッキリ車両の存在を確認出来たという経験をしてから、考えを改めました。あれだけの危険な状況で後続車にハッキリ存在を示せるなら、シチュエーションによっては意味があるなと。雪国の人は、シーズン中何度もありがたく感じる状況があるのかもしれませんね。
リアフォグの要否議論は世界中で盛ん
リアフォグの要否を巡る議論というのは、実は日本だけではなく欧州・米国等海外でも盛んで、これまた日本同様に「晴天時に点灯するユーザーがいて、まぶしくて運転の邪魔になる」ということを理由に、リアフォグを嫌う人も結構います。法律で荒天時以外は点灯してはいけないことが明文化されている国でも運用実態は理想通りではなく、やはり晴天時に~という議論になってますので、このマナーを広く遵守させるのは相当難易度が高そうです。
最近はアジア圏でも装着・利用が増えていて、例えば、マレーシアトヨタはこんなリアフォグ利用に関する啓発動画をアップしています。
Proper Usage of Rear Fog Lamps – YouTube
一言で言えば「晴天時の利用はまぶしすぎて後続車の運転の邪魔。荒天時以外はつかっちゃだめよ」ってこと。極めて真っ当なことを言ってますね。当たり前か。
マナーを守ってリアフォグを利用しないと酷い目に遭う可能性も?
これまた日本だけではないのですが、リアフォグに異様な敵対心を持っている人がいます。不要な時に使うと本当にまぶしいのは確かなので、怒る気持ちは分かるのですが、ドラレコの動画を晒す人とか、画像をブログ等に貼ってまで批判する人とか、リアルに喧嘩をふっかけられるとか、いらぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。例えば、海外のリアフォグに対するの怒りの動画。
冒頭に「The Highway Code(*)」の「視界が悪い場合以外は利用するな」ってところあたりを引用して始まります。ナンバーが殆ど見えない分だけマシな動画とも言えますが、こんなのがネット上には山ほどあります。ま、繰り返しますが、気持ちは分かりますけどね・・・
(*)イギリスのドライバー向けルール集。法的要求事項が書いてあるので、事実上道交法みたいなモノです。
Introduction – The Highway Code – Guidance – GOV.UK
「Many of the rules in the Code are legal requirements・・・」
車をより安全に乗る(そして楽しむ)ために取り付けた商品が原因で、安全じゃない目に遭うなんて本末転倒すぎます。マナーを守って使いましょう。
広く純正オプション設定される可能性は低い
現在でも4WDモデルのみにしか取り付けできず、後付けのオプション設定されていないのは、このマナーの問題と無関係ではないと思います。
広くオプション設定されて簡単に取り付けできるようになると、「普通のユーザー」が利用することになり、フロントフォグが本来のフォグ用途では殆ど使われなくなったように、マナーの部分はすっとばして「とりあえず安全そう」ぐらいのイメージで常用されるようになる可能性は十分あります。広くオプション設定した結果、「まぶしいリアフォグで迷惑な車といえば●●(特定メーカー、特定車種)」のように認識されるようになっても困るでしょう。事実、「リアフォグがまぶしい車・メーカー」と言えば、国内メーカーを想起する人は少なくて、ある特定の輸入車メーカー・車種が想起される人も多いんじゃないでしょうか。
フロントフォグ以上にリアフォグの乱用は危険だし、自分がやられたら危険&迷惑なのが実感出来るので、マナーは意外とすんなり浸透するという見方もできます。ですが、そこまでしてやるか?というのがメーカーとしては正直なところでしょう。リスクとリターンに見合わない。法規制が変わるとか、よほどの動きがない限り、メーカーの自己規制で広くオプション設定されることはないと見ます。
しかし、晴天時にリアフォグ常用車が大量に走ってる道路って、考えただけでぞっとしますね・・・。
当店について、もっと詳しく知りたい!という方は以下をご覧ください!
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