前回ご紹介したものはイマイチでしたが（こちら）、今回のは当店で扱ってもよさそうな雰囲気です。光量は調整できませんが、無難な明るさなので車検は大丈夫そう。ウインカーはシーケンシャルタイプ（流れるタイプ）ではなく、固定タイプです。樹脂の仕上げはもうちょっと頑張って欲しいところですが、まぁ、許容範囲でしょう。LED部分の質感は悪くないです。ハイフラ対策の抵抗まで付いているという親切仕様？です。当店では、ハイフラ対策に抵抗の利用はお勧めませんが。

以前MC前BM/BYアクセラ用で同種のものを紹介したときと同じく、純正ウインカーも置き換えてしまうタイプのデイライトで悩ましいのは、デイライトのウインカー機能が故障して消える・挙動不審になった場合に、自分ですぐに対応出来る人以外にはオススメしにくい、という点です。

どれだけ問題なさそうなデイライトを当店で選んだしたとしても、必ず一定数は壊れますし、その比率は日本製よりも確実に高いです。日本製とは違って「壊れること」を前提にしておく必要があるのです。このあたりは以前当店のブログでもエントリーにしました。

（参考）【Q】当店のデイライト等は故障しませんか？ | マツダ車専門・輸入&オリジナルパーツ販売 MAZPARTS Official Blog

できる限り故障率が低く、長く使えるものを選んでいます／製造していますが、工業製品である限り故障する時は故障します。「『できる限り』じゃ困る」という場合は、日本の大手メーカーのものをお選び下さい。不良品に当たる確率は下がります（が、それでも「故障しない」はないですよ・・・）。

ということで、故障したらフロントウインカーがない状態で走行することになってしまいます。それはあまりに危険なので、修理するまでの間は純正ウインカーが使える状態に戻す必要があります。それにDIYで、すぐに対応出来る人はいいですが、ディーラー等に依頼するとなると修理までに時間がかかります。とすると、その作業日までに走行する必要がある場合は、ウインカーなしで走行・・・危ない。

バンパーを外さずに交換できるとか、簡単にもとに戻せるとか、そういう状況が確保できそうなら発売に持って行きたいと思います。Webを軽く検索した感じでは、このあたりを分解している情報がなさそうだったので、調べるのにはもう少し時間がかかりそうです。ということで、こちらの商品化は気長にお待ちを・・・（そもそも発売しない可能性もありますので）

実は、他にもう１種類MC後用が出ていますが、詳細に調べるまでもなく「ダウングレード感に溢れている」のでオススメしません（笑）