こんな記事を発見しました。
自動車の「作り」「品質」を徹底チェック
欧州車VWゴルフ7 vs マツダアクセラ
雑誌はこちら↓
ネットだと、個人の数少ない体験だけに基づいていたり、感情論の応酬だったりして、実際のところどうなのよ?的なことを思う人も多いと思うのですが、この記事では樹脂部品生産技術の専門家のコメントもあり、なかなか説得力あります。車以外の業界でも同じような哲学やアプローチの違いの話はよく聞きますし、それなりにフムフムと読めるのではないでしょうか。
欧州メーカーは情報発信がかなり上手いです。いい話ばかりが雑誌やネットには転がってますが、見栄えのする分かりやすい情報だけでなく、こういった地味な観点での情報も頭に入れておいて損はないと思います。
ちなみに記事での分析対象は
- 溶接
- ハッチゲートの造り
- フェンダーの組み付け
- エンジンマウント
- 車内樹脂パーツ
についてです。他のパーツや構造の分析も是非読んでみたいですね。詳しくは雑誌を読んで頂くとして、記事から印象に残った一文を。
同じコストダウンを図るにも、日本車はユーザーの直接目に触れる部分には、あまり安い部材を使用しないようにしています。ところが、欧州車は割と平気で質を落としたり、耐久性に難のある部材を使用する傾向にあります。そして、それでもコストを吸収できないとなれば、今度は生産拠点を海外に移すという方法を探るのです。現にドイツ車などはコストを理由に中国製の部品を使い始めています。もちろん検品は厳しくやっているようですが、それが彼らのクルマ作りにどのような影響を与えるかは未知数です。
最終の一文は、頷かずにはいられません。自動車の世界に限らず、彼らは巧みに手を抜くので、そこをどうクリアしているのか興味がありますね。短期的には問題なくても、中長期的には、国産とは明らかな品質差があるというのが実感です。
当店について、もっと詳しく知りたい!という方は以下をご覧ください!
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