もう1ヶ月ちょっと前になりますが、タイに行ってきました。日本人が少ないところばかり選んで行ってますので、マイナーな場所です。海岸の雰囲気で場所が分かる人は、結構なタイ好きですね。
さて、タイではマツダ車、結構走ってます。これは牽引フックが取り付けられたMAZDA2/デミオですね。日本では牽引フックそのものが珍しいですが、MAZDA2/デミオでの牽引となると国内ではまず見られないでしょう。
たくさん走っているマツダ車にまじって数台見かけたのがコレ。KE型CX-5?? リアを見ると・・・全然違うけど、なんとなく似ている。これ、随分以前に各所で話題になっていたCX-5のパクリ?って言われていたやつですね。現物を見たのは初めてです。どこのメーカーのかと言うと、なんと、あのMG(モーリスガレージ)。MGを知らない人はwikiをどうぞ。いまは中国企業の傘下にあります。
リアはともかく、フロントマスク、全体的なたたずまいは予想以上にKE型CX-5で、遠目でもすぐあのパクリで話題になったアレと分かりました。日本だと「パクリだ!」と酷評されて以上終了、でしょうが、実車が販売されている海外では当然のように真面目に他車と比較されています。例えばオーストラリアのこれ、MGのZSとCX-3の比較評価記事です。
Mazda CX-3 Maxx v MG ZS Essence comparison review
CX-3が圧勝かと言うと、そうでもないんですよね。この記事だと価格と装備、保証はZSの勝ち。インテリア・コネクティビティは引き分け。価格感度の高い国では、保証まで含めたコストパフォーマンスの高さでそれなりに売れてしまいます。一時期のヒュンダイがそんな感じで日本車を追い上げていましたが、そのポジション(低価格そこそこ品質)を中国メーカーに奪われて、今は見る影もないですね。
当店で扱う中国の商品も、10年前とは比較にならないぐらい良くなりました。昔はゴミみたいなものも多数ありましたが、今はそのレベルの酷いものはほぼ絶滅しました。同じことが車本体の世界でも必ず起こります。パクリとバカにして終わりでは得るものが無いです。こういう海外の動きも冷静に、謙虚に見て、学べる点は学ぶ必要がありますね。
当店について、もっと詳しく知りたい!という方は以下をご覧ください!
|
|
|
|
|
コメントをどうぞ