世界に２つしかないマツダ公式ミュージアムの一つ、ドイツ・アウクスブルクにあるMazda Classic – Automobil Museum Freyに行ってきた。動画でバーチャルツアーもできますよ～ | マツダ車専門・輸入&オリジナルパーツ販売 MAZPARTS Official Blog

世界に２つしかないマツダ公式ミュージアムの一つ、ドイツ・アウクスブルクにあるMazda Classic – Automobil Museum Freyに行ってきました。広島以外では、初の公式ミュージアムですね(2019年4月現在)。

Mazda Classic Automobil Museum Frey, das Mazda Museum in Augsburg

Mazda Classic – Automobil Museum Frey – ホーム

私設ミュージアムなのですが、マツダ公認です。元々マツダのディーラーの経営者だった方（いまでもそうなのかな？）のコレクションで、120台ぐらいの保有車のうち50台弱を展示していて、時々入れ替えるそうです。ということは、毎回見られる車両が違うということなので何度行っても楽しめそう。

ミュンヘンからアウクスブルクへ移動

今回は、ミュンヘンからIEC(Intercity Express、高速鉄道)を使って移動しました。所要30分ちょっとです。ローカル線を使っても45～50分程度だったかと。隣に座った日本好きのドイツ人と色々としゃべっていたので、30分は短すぎるぐらいの時間でしたね。あっという間にアクスブルク中央駅に到着。駅からはタクシーで直行してもいいですが、駅からそう遠くない場所に見所が多数ありますので徒歩でそれらをハシゴしてもいいと思います。

例えば、市庁舎とか。

大聖堂とか。

モーツァルトハウスとか。

写真はありませんが、他にも見るところは色々とあります。私は歩くのが好きということもありますが、徒歩で街並みを見つつ、観光スポットを巡りつつ、というのがオススメですかね。ミュージアム直行で歩いていくなら駅から20分程度です。

ミュージアムに到着！

なかなか独特の雰囲気ある建物。これはアウクスブルクの市電の停車場を再利用したものだそうで、敷地にレールが何本も見えます。建物の歴史を物語る展示。

ミュージアム入り口で迎えてくれるのはコスモの大きな１枚写真

ミュージアムの入り口はココで、ドアを開けて出迎えてくれるのが・・・このコスモの写真。その左隣が物販コーナーになってます。チケットの購入もここで行います。

私は、あまりこういう所で買い物をしないのですが、珍しくお土産兼ねてミュージアムロゴ入りエコバッグを買いました。ドイツでは買い物に必須ですからね。

いざ車両の展示室へ！

物販コーナーを抜けた先が展示室です。写真で見ると相当広く見えますが、ざっと見る程度なら30分もあれば十分でしょう。コアなマツダ車ファンなら、あれこれ細かく見たくなると思いますので（パスファインダーの足回りとか、見たくなりますよ）、1時間～1.5時間ぐらいは必要ではないかと思います。

写真は結構撮影しましたが、ブログへの掲載はかなり絞りました。全てご覧になりたい方は、後述の動画をどうぞ。ということで、ざっと行きます。

まずは、NCロードスター(MX-5)のスーパーライトバージョン。モーターショーで展示されてたヤツですね。

次は、お約束のコスモ。

次はRX-3。近くにRX-4や5もありましたが、このあたりの世代の車種を実際に見たのは初めてで、かなり新鮮でしたね。

こんなのもありました。色々な人達のサイン入りMazda323です。マツダ車ファンなら誰もが知る方のサインもありました。誰の？ってのは、現地に行ってのお楽しみ、ということで。

こんなの作ってたのか！という、Pathfinder(パスファインダー) XV-1。1970～73年の間、ミャンマー（当時のビルマ）で生産されていたそうです。いまだにミャンマーでは走っているそうな・・・

次はAZ-1。

国内でも時々（と言っても、本当に希ですが）見かけますね。ここまで状態が良いのは初めてみました。

ロータリーエンジン搭載バスであるパークウェイ。これも実物は初めて見ました。ロータリーエンジンの特性(弱点)である低速トルクの弱さを考えると、相当走らせにくかったのでは無いかと思いますが、どうだったんでしょうね。

この懐かしのマツダロゴが、展示室入り口から向かって一番奥の天井にぶら下がってます。（反時計回りに見てまわるとすると）ちょうどこのロゴのあたりから、RX-7の展示が増えます。ロータリーエンジンの歴史がパネルになってました。RX-7は他にも何台かありましたが、写真は掲載していませんので、詳しくは後述の動画でどうぞ。このあたりになると見たことのある車が多いのですが、このファミリアカブリオレと、Mazda121／オートザムレビューのキャンバストップは初見。

最後に、今回のミュージアムでの一番のお気に入りがコレ。ロータリー・ピックアップ。1974年から1977年の間、北米で生産されていたもの。これは欲しい・・・　意味もなくイベントとかに持って行きたい（笑）

動画で楽しむMazda Classic – Automobil Museum Frey

写真だと広さの感じとか、空気感が伝わりにくいように思いますので、より現地の雰囲気が楽しめるよう動画を用意しました。テロップも入れず、BGMも入れず、駆け足気味の撮影ですがノーカット版です。ミュージアムのスケール感、雰囲気がよく分かるのではないかと思います。動画は7分あります。ファイルサイズ大きめなので、スマホでご覧になる方はご注意を。