先日のタイヤセレクト東大宮店でのイベントでご紹介したトランクラック／キャリア、色々ご質問を頂いていますので纏めておきますよ。
取り付けはどうやってやるの？
吸盤の空気を抜いて固定します。で、どうやって空気を抜くかと言うと、この吸盤の上にある空気抜き用のグレーのボタンを数回プッシュします。
赤色のラインが見えている上写真の状態は、空気が全く抜けていない状態です。この状態から軽く吸盤をボディに押さえ付けて、数回プッシュ。
3～4回のプッシュで空気が抜けて赤色のラインが見えなくなります。Before Afterはこんな感じ。
これで空気抜き完了。3つの吸盤に対してこれをやると、ラックを押しても引いてもびくともしない状態になります。
・・・って、文字にしてもイマイチ分かりにくいと思うので後日動画を撮影します。
取り外しはどうやるの？
これまた超簡単。吸盤にあるベロを引っ張ります。
これを上に引っ張ると、吸盤の吸い付きが解除されます。空気抜き用のボタンの位置が元に戻る（赤線が見える状態）ことで見た目にも抜けたことが確認できます。
取り付け向きが反対では？
こっち向きではなく、こっち向きでは？
という話ですね。実は、メーカー想定の取り付け向きは1枚目です。１枚目の向きだとラックの固定状態が水平に近づくので、積載した荷物が安定すると思います。実際は取り付けられるならどちらでも良いようですが。あと、当店のように純正リアスポを付けている場合は、この向きだと物理的に取り付けできません。吸盤部分を見ると・・・
リアスポに吸盤が引っかかってしまいます。ボディに吸盤が密着しないと真空状態を作れないのでアウトですね。
NDロードスター/RF以外でも使えるの？
はい、使えます。但し、(1)取り付けに必要な面積が確保できること、(2)吸盤を固定する平らな部分があること＆その部分が平滑面であること、が前提です。
1．取り付けに必要な面積が確保できること
102cm x 48cm の面積が確保できるなら取り付けできます。
2．吸盤を固定する平らな部分があること＆その部分が平滑面であること
吸盤を固定する平らな部分があること
純正トランクだと基本的に大丈夫だと思いますが、問題なのは社外品トランクの場合です。上記の面積が確保できても、例えばダックテール形状になっていてボディ端部に向かってカーブを描くようなものだと吸盤が密着しない可能性があるので注意が必要です。
平滑面であること
例えばカーボンシートをトランクに張っている場合、カーボンの織り目が隙間から空気が抜ける可能性がありますので要注意です。ボディに傷がある場合も同様ですね。
ちなみに、アバルト124スパイダーは、当店では取り付け確認はしていませんが、海外のフィアット124スパイダーで取り付け実績があるので、たぶん大丈夫でしょう。
重量、素材は？
重量は約1.6kgです。素材はアルミとマグネシウムの合金です。軽量・強固で、腐食しにくいという特徴があります。
最大積載量は？
最大21kgですが、あまり最大積載量に近い重量を載せると、トランクの方が重さに耐えられなくなってゆがむ・凹む可能性があります。それなりに重い重量物を積載する場合は、一点に重量負荷が集中しないように荷物をバランスよく積むのは必須ですね。また、静止状態では問題なく載せられても、走行中の振動で負荷が増幅されてトランクが凹むことも十分あり得るので、重さが増えるほど、色々な点で（運転は丁寧に＆段差はできる限り避ける等）相当慎重になって頂く必要があると思います。
商品自体の信頼性は？
本商品は、ルーフラック等の安全性を定めた国際規格であるISO11154:2006に基づき製造・テスト等が行われ、さらに欧州でメジャーな安全性に関するTÜV認証も取得しています。ルーフラックやルーフボックスで有名なTHULEあたりは当然のように両者を取得していますね。国内外ともに安価なもので第三者安全性認証を取得しているものはありませんので、安全性という点では言うこと無しでしょう。
まだ写真が撮れていなくて、掲載できていないQAもあります。そちらも順次追加していきます。他にもご質問があればツイッター等でご遠慮無くどうぞ。
発売は来週中の予定です。お楽しみに～
当店について、もっと詳しく知りたい！という方は以下をご覧ください！
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