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2017年発表予定の次期CX-5スパイショットからフロントグリル周りを分析

そろそろ出てきてもいい頃?と思っていたら出てきました、来年2017年に発表予定のCX-5のスパイショット。各車のつぎはぎかと思ったら、そうでもなくて結構作り込まれています。

2018 Mazda CX-5 spied testing in Southern California – Autoblogcx-5-001-1 写真はリンク先に色々ありますのでそちらを見てください。この写真をぱっと見たところではフロントグリル周りの変更が大きく、CX-9、CX-4の合体のようなそうでもないような・・・という感じ。cx-5-010-1擬装だらけでよく分からないため、適当に加工してみたのがコレ。CX-9とCX-4も並べてみました。cx-5-001-1グリルは初代のようなメッシュですが、目の細かさや仕上げの点で、プラスチッキーな安っぽい感じはなく、それなりに高級感ある雰囲気になってます。ヘッドライトは目玉の位置から見るとCX-9に近いようですが、シグネチャーウイングがヘッドライトに突き刺さる感じは、既存車種のどれとも異なり、ヘッドライト下側に伸びているように見えます。バンパー下部(分かりやすいように黒っぽく塗り分けてみました)は、全体的にはCX-9に近いように見えますが、グリル真下の造形を見るとCX-4、左右に伸びたところはCX-9と、両車の合体っぽいデザインになっています。しかし、↓コレは雑コラ度高い(笑)次期CX-5フロントCX-4の柔らか路線から、やや堅めのCX-9(CX-3)路線に戻ってきているのだとすれば、個人的には嬉しい方向性です。

ここまで作り込んであるということは、デザインは結構決まっている部分が多いのかもしれません。キープコンセプトで面白みがないといえば面白みがないですが、現在のKODOデザインが好みの人は期待して待っていいデザインという言い方もできますね。

当初国内投入も検討とされていたCX-4ですが、最近は国内投入はしない、という話をチラホラ聞きます。今期の売れ行きの落ち込みは計画通りとはいえ、年内発売予定のNDロードスターRFはさらに値段が高くなってそれほど売れないでしょうし、早く新車投入をしたいところとはいえ、売れても中途半端な台数に留まるCX-4よりも確実に台数の見込めるCX-5にリソースを割くという方針なのでしょう。CX-4を国内投入となれば、中国産と持ってくる訳にはいかないでしょうし。

来年発売と噂されていた次期セブン(あるいはRX-9)も、最近はいい話は聞きません。2020年発売を目指すような、当初よりも発売が遅くなる話が増えました。全体的に微妙なこの流れを断ち切るべく、次期CX-5、頑張って欲しいところです。

 



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