7月にMCするBM/BYアクセラに搭載されるGベクタリングコントロール。色々なジャーナリストが記事にしていますが、文字で読んでもよく分からない。とにかく小難しく、直感的に理解しにくい。なんともマツダらしいマニアックな機能ですね。

この機能の特徴が簡単に理解できる動画が先週公開されていましたのでご紹介。メディアが動画にしていたものも何件かありましたが、やっぱりマツダ本体が作成したものが一番良く出来てます。そりゃそうか。

この動画を見ると、どういう効果が得られるのかよく分かります。一瞬です。あれこれ文字を読むよりも遙かに早い。ディーラーではiPad等の営業端末にこの映像を組み込んで機能説明するんでしょうね。

こちらの動画は、開発者の方の語りも入ってます。マツダお得意の「想い」も押さえておくと、その狙いが分かってGVCがより一層理解できますよ。すでに再生数で2倍以上の差がついちゃってますが、マツダファンならその思想も理解しておくのは必須でしょう、うん。

マツダは自動運転には消極的なものの、結局こうやって着々とその基礎技術は積み重ねていってますね。レーダークルーズも、今回のMCでも（頑なに）全車速対応はしないようですが、実際は既に全車速で制御可能な状態にあるでしょうし。

こういう運転制御系、かつ、安全関連（例えばVSC/ESCとか）以外の機能は、きっと「車を操作するタノシサガー」という人が出てくるんだと思いますが、快適さを追求してきた車の歴史に抵抗することはできません。そういう人はOFFにして運転しましょう。オフにすることができるのかは分かりませんが、ECUのみで制御しているのなら簡単にできると予想。

早く試乗して、この機能を実感してみたいですね。