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カーグラTVにおける新型DJデミオの高評価っぷり。

先日ご紹介したカーグラTVの新型DJデミオの放送、ご覧になりましたか。かなりの高評価でしたね。新型デミオ@カーグラTV

正隆さん:

  • 軽々と動き出して、とても自然。足回りも、とても自然。インターナショナルなクルマを運転している感じがしました。
  • 作り手の愛情を感じるようなクルマなんですよね。
  • どこもなんか妥協してないような感じがする。シート、ステアリングに伝わってくるもの。パッケージ。これが渾然一体となって、とても運転していてリアリティがあって、しかも洗練されている。
  • 飽きの来ないクルマ。長く乗っていたい感じ。シートのデキがとてもいい。(中略)POLOよりシッカリしている感じがする。バランスもデミオが勝っている感じがする。」

田辺さん:

  • 渾身の作と言っていい。近頃のマツダはみんなそうですけど。
  • 世界的に見ても軽い部類のクルマ。概して軽量化するとガッシリした感じが失わかねれないが、これはそれがないというのがすごい。

ちなみに、正隆さん、冒頭で改めてアクセラを絶賛されてました。番組全体の印象としては十分にデミオは高評価でしたが、アクセラの時の方がべた褒め感が強かった印象を受けましたね。そのときの紹介エントリーは以下をご参照。

カーグラフィックTVにアクセラXDが登場!・・・でした(再放送はいつ・・・)
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番外編

新型デミオとは直接は関係ないのですが、田辺さんの以下の発言、

(マツダがこれから推進していくSKYACTIVというものについて、メーカーから)最初に膨大な資料を見せられて、これって一般にお客さんを説得するようなものになりうるだろうか、と。抽象的な感じがしたの。SKYACTIVって何、と。(中略)理解してもらうのが難しいかなと思ったの。

これ、全く同感でした。東京モーターショーでのプロモーションムービーを見て、こりゃ普通の人には技術的すぎるし、観点もマニアックだし、お客さんに印象づけていくのが相当難しいなと思った記憶があります。そのときのツイートの一つがこれ。

結局、その後、圧縮比がいくらとかロックアップ率がとかそういう細かい話は殆ど言わなくなりましたが、それもひとえにCX-5、特にディーゼルモデルの成功が大きいでしょう。SKYACTIVという言葉は知らなくても、「CX-5はいいらしい、特にディーゼルはすごいらしい」的な漠とした「いいもの感」が醸成されました。大多数の人にとっては、物事を判断するにはこれで十分で、その雰囲気をうまく活用して「マツダのクルマはいいもの」という印象を着々と浸透させてきています。それをデミオで完全なものにしようとしているわけですね。

当ブログの読者であるマツダファンの方にはなかなかピンとこないかと思いますが、多くの人の中で、まだまだ「マツダ地獄」は健在です。「いいもの」感は全く持っていないでしょう。その点でデミオは試金石となる訳ですが、懸念も相当あります。そういった大多数の「普通の人」にどうアプローチするか。これまでとは全く異なるお客さんの層ですから、思ったほど順調にはいかないでしょう・・・という話は近々別エントリーで書きたいと思います。



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