当店のデイライトが電源を助手席足下のフューズボックスから取得する理由

アクセラ、アテンザのデイライトについて最近お問い合わせが多いのですが、そのうちの一つの質問である「なぜ助手席足下から電源？」にお答えしようかと思います・・・・が、その前に。

MC前BLアクセラ用、CX-5用のデイライトも販売再開。

この2車種のデイライト、どちらも一旦販売終了したもの。終了後もお問い合わせを時々頂いていましたので不定期入荷で販売再開することにしました。もちろん当店独自のマニュアルや独自保証付きの商品です。毎回少量かつ不定期ですので売り切れの際はご容赦下さい。

MC前BLアクセラ用フォグランプカバー交換型デイライトセット
 MAZPARTS マツダ車専門・輸入&オリジナルパーツ販売

CX-5用フォグランプカバー交換型デイライトセット
 MAZPARTS マツダ車専門・輸入&オリジナルパーツ販売

そういえば、BLアクセラの「MC後」用についても取り扱い検討中です。これ、付くのでしょうか・・・　コレをツイートしたのは5/6で、この頃には発注済みだったのですが、まだ届かない。遅いです、相変わらず。

MC後BLアクセラのデイライト、バンパーのこの部分に取り付けるタイプのものがあるのですが、国内のMC後にも付くのかがよく分かりません。近々モニタ様を募集して、取り付け出来るか確認したいと思いますのでお楽しみに！ pic.twitter.com/8gELsFwvYr

— マツダ車専門店 MAZPARTS (@mazparts) 2015, 5月 6

当店のデイライト、電源を助手席足下のフューズボックスから取得する理由

ということで、

「
電源を助手席足下のフューズボックスから取得する理由
（正確には、ヒューズボックスのOUTLET電源からの取得）
」

にお答えしたいと思います。当店で信頼性が高いと判断した一部の商品は当初仕様のままご提供しているものもありますが、そうじゃないパターンについてですね。これは電源ユニットの方式によって異なるのですが代表的なのものは以下２つでしょう。

(1)バッテリー端子にプラスもマイナスも直結して、電圧の変化を認識して駆動させるタイプ

海外の得体の知れないメーカーが製造した商品をバッテリーに常時直結なんて怖くて出来ません。中長期の利用で日本製との品質差は大きく出ます。半年程度の利用は問題無くても、そこから急激に劣化するなんてことはしょっちゅうですから、いつの間にかバッテリーを上げてしまうぐらいの消費電力になっていることは十分あり得ます。年単位でご利用頂くことを前提にしていますので、当店としてはこの状態のままご提供することはあり得ないですね。

当店ではそんな得体が知れないメーカーの中から当店なりの品質基準で商品を吟味して、大丈夫と判断したものだけをご提供していますのでその点はご安心下さい！　大丈夫と判断したものからこそ1年の保証を付けられる訳です。

ちなみに、デイライトの製造メーカーの多くは中国、台湾にあります。それら中国製や台湾製が一律悪いという訳ではなく、両国製でも品質管理がちゃんとされているものは雑な日本のメーカー製よりもずっとイイです。特に、台湾に「デイライトならココ！」というメーカーが２社あるのですが、彼らの商品はかなりのクオリティの高さです。そのうちの1社は日本のメーカーのデイライトをOEM生産しているレベルなので「台湾だから云々」は全く当てはまりません。

全部そのメーカー製に出来れば言うことなしなのですが、デザインや価格の問題から、そういう訳にもいかないのが実情。惜しいですが。

(2)エンジンルームのどこかの配線に割り込ませるタイプ

最近の車はエンジンルームに気軽に使えるアクセサリ電源に該当する配線がなく、殆どが重要部品に連動しています。うかつにエンジンルームから電源をとってしまうと「デイライトが何らかの理由でショート」→「重要部品に過電流が流れて車が停止」なんてことになってしまいます。もちろんデイライト自体にヒューズが（通常は）ありますので、そういうことは殆どないはず。でも、当店としては可能な限り安全には配慮しておきたいと思いますので、助手席足下からの電源取得の方式に変更しています。

ちなみに、この電源の取得場所がないことはデイライトのメーカーも当然分かっていて、以前は主流だったフューズボックスから電源をとるような方式は殆ど見かけなくなり、最近は上述(1)のようなバッテリ直結で対応する商品も出てきています。これはまだ親切と言えば親切（ただし当店は全く歓迎しない方式）。最近は「最低限の配線は用意したから、あとは適切に接続してね」という程度の雑なものが増えています。要するに「電源周りは面倒なので各自勝手にやってね」という・・・

下の図はその一例ですが、これはまだ図があって英語で、かなり良心的な方（笑）　ひどいのは何もナシ、あっても中国語の文字のみ、という感じですね。さすがにこれだけの情報で取り付けできる人は限られてしまいます。このままご提供というのは当店ではありえません。この業界特有のこういう「雑さ」がイヤだったので、当店で扱う商品ではこういうことはできるだけ無くしていこうというのが一貫したスタンスです。