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マツダとトヨタが資本提携。本当に最適な相手だったのか?

マツダとトヨタの資本提携が発表されましたね。

トヨタとマツダが資本提携 電気自動車を共同開発へ | NHKニュース

一般的には、天下のトヨタ様が記事タイトルの先に来ますが、マツダ車専門の当店blogでは当然マツダが先に来ます。「マツダとトヨタの資本提携」です(笑)

それはさておき、EVでは完全に出遅れたマツダとして、トヨタの資本提携はメリット大・・・と言いたいところですが、EVではトヨタもマツダ同様、完全に出遅れてます。とすると、EVでは弱者連合ですので、手放しで評価できるかと言えばそうでもないでしょう。

株価の動きを見ても、この提携は微妙と評価されていることが分かります。ちなみに、トヨタ自身は「電動化技術は十二分に蓄積してきているので、出遅れてはいない」と言うとは思いますが、それならテスラなんかと連携を模索する必要はなかったと言えますし、EVの完成車の台数をみてもこの主張には説得力に欠けます。

理屈で考えるとEVが必ずしも環境に優しい車ではないことは明らかですが、世の中は理屈だけで動くわけではありません。フランスがガソリン・ディーゼル車の販売を禁止(2040年までに)するなんてことを言い出したことから分かるように、EV化の大きな波は無視できなくなっています。

フランス、EV社会へ大転換 ガソリン車禁止の余波 (写真=AP) :日本経済新聞

フランス政府が6日、2040年までに国内のガソリン車とディーゼル車の販売を禁止する方針を明らかにした。

マツダが幾ら「内燃機関こそが主流」と主張しても、世の中がEVに向かって、販売する車が無くなって経営が傾いては元も子もありません。マツダの規模からいえば今からEVを単独開発する余力は全く無いし、強みも出せないので既にハイブリッドシステムで提携関係にあったトヨタと共同でEVを、というのは分かりやすい動きでしょう。

しかし、自動運転技術の観点からこの資本提携を見ると、さらに、もう一つの課題が見えてきます。

自動車業界において、中長期的に経営のキーになってくるのは、EV等の電動化技術と、自動運転系の技術の2本だと思います。ところが、マツダは自動運転技術についても、微妙なポジションを取っています。

(参考)“Be a driver.”のマツダは何を作る? 藤原専務に聞く自動運転社会 (1) 人が、人を助けるための自動運転 | マイナビニュース

あくまでも人間中心の自動運転で、自動運転はそれを補助するものである、という考え方です。車好きとしては激しく同意なのですが、EVと全く同じで、自分たちの思いとは関係なく世の中は動きます。自動運転技術が今後も補助的な技術という位置づけであり続けるとは思えません。10年前にEVがここまで勢いを増してくるとは予想し難かったのと同様、10年後には人間の補助だとか、そんな小難しい話は抜きにして自動運転技術を無視出来ない状況になっていると予想します。10年後どころか、もっと早く5年後ぐらいにその波がやってきそうな雰囲気です。

以上を踏まえ、「この資本提携が正しかったのか?」の問いに戻ると、EVと同様の疑問が沸いてきます。自動運転技術で出遅れているマツダにとって、同じく自動運転技術でも遅れているトヨタで良かったのか

トヨタもその遅れを挽回すべく必死に取り組んではいますから、それが成果として実を結ぶ可能性もありますが、それ以上に競合も力を入れていますので楽観視は全くできません。例えば、EVだけでなく自動運転技術にも積極的な中国では、全体主義であることを生かして27万㎡もの自動運転テスト用の街を作ってしまう(正確には作っている最中)ぐらいで、

中国初の自動運転車試験エリア、上海で設立 | SciencePortal China

今後、自動運転技術で世界を牽引していく可能性は十分あるでしょう。少なくとも、自動運転技術のトップ群には入ってくると思います。

(参考)アングル:自動運転車で猛追する中国、欧米追い抜くか | ロイター

反射的に「中国系企業に買収されるよりは・・・」と思ったものの、元々スウェーデンの企業だったボルボはジーリー(浙江吉利控股集団)に買収されて業績絶好調です。

(参考)ボルボカーズ、営業利益は66%の大幅増…2016年通期決算 | レスポンス(Response.jp)

(参考)ボルボカーズ、営業利益は21%増 2017年上半期決算 | レスポンス(Response.jp)

ということで、先入観なしに考えると、トヨタ以外にも提携先はあったのでは?と思わざるを得ません。中国系企業がいい、とまでは言いませんが、身近な相手を短絡的に選んだ印象を受けてしまいます。それとも、経産省の横やりでも入ったのでしょうか??

経営に「正しい答え」というものはなく、これが正しい選択だったのかは歴史の証明を待つしかありません。いまを生きるマツダ車ファンとしては、この提携が上手くいってくれることを祈るしかないですね。



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